
SolidWorksのファイルをSolidWorksが入っていないパソコンで見るためには、ビューワーが必要になりますよね。
SolidWorksにはそんなときに使うビューワーが、無料で提供されています。
見るだけのために、必要な分のライセンスを用意するわけにもいかないのです。
本当に見るだけで良いのであれば、それを使用しましょう。
SolidWorksの無料ビューワーとは
SolidWorks純正の無料ビューワーは「eDrawings Viewer」と言います。
ちょっとわかりにくいのですが、eDrawingsにはProfessional版もあります。
これは、単体で使用するものではなくSolidWorks Professionalを購入するとついているものになります。
どこで手に入れる?
公式ページにダウンロードリンクが用意されています。
ページ上部にダウンロードというボタンがあるので、そこからダウンロードしてください。
公式ページ→ダウンロード先
ダウンロードをクリックするとWindows版やMac版など選べます。
Windows版のビューワーをクリックすると、SolidWorksのページに飛びます。
メールアドレスを入力するとダウンロードできます。
無料ビューワーでできること
無料とは言っても、見るだけでなく他にも出来ることがあります。
数年前までは見ることしかできなかったはずなのですが、使いやすく改良されてきているようです。
本題のビューワーで出来ることですが、まずは肝心のモデルデータを見ることです。
実はSolidWorks専用のビューワーと言うわけではありません。
どういう事かと言うと、SolidWorksのファイルはもちろんですが、それ以外のソフト形式やファイル形式にも対応しています。
- Autodesk InventorR Series
- CATIAR V5
- Google SketchUp
- NX/Unigraphics
- Pro/ENGINEER
- Solid Edge
- STEP/IGES/STL
これだけ対応していると、大抵のファイルは開くことができますね。
そして、実は3Dモデル以外にも2Dデータを開くことができます。
dxfやdwgといったファイルですね。
なので、eDrawingsをインストールしておけば、図面からモデルデータまで確認することが出来るようになります。
ここまでが見る機能です。
ちなみに、見る機能の中には回転させるなどの一般的な操作も含まれているのでご安心ください。
モデルデータを確認する際に、知りたいことって他にもありますよね。
そうです!寸法を測ることができます。
寸法が測れないとサイズ感が全くわからないですからね。
eDrawings 2018まではProfessional版しか測定できなかったりしたのですが、大分条件が緩和されてきました。