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ソリッドワークスは低スペックのPCで使用可能なの?

SolidWorksを使用していて、推奨スペックなどは結構色々書かれています。

でも、どの程度のスペックのパソコンまで使えるかっていうのは見当たりませんよね。

あくまで、僕が見ている例にはなりますが、こんなスペックでも使えてるよっていう参考事例を紹介できたら良いな。

結論から言えば、CPUがCeleronでも使用できています。

そのあたりも含めて詳しく書いていきたいと思います!

目次

SolidWorksの仕様について

まずは、公式に発表されているSolidWorksの推奨スペックについて確認してみましょう!

CPU

CPUの種類は、メーカーや品番など色々あります。

メーカーで言えば、intelかAMDのどちらかと思います。

品番はCORE i9やCORE i7、Ryzen9やRyzen7などあります。

で、肝心のSolidWorksの推奨ですが、実はホームページ見てもクロック周波数でしか指定されていません。

その指定されている周波数が3.3GHz以上です。

僕はintelのCPUでしか使ったことありませんが、他を見るとRyzenで動作させている物もありましたので、クロック周波数が足りていれば問題ないと思います。

メモリ

メモリの推奨容量は16GBになっています。

特別デュアルチャンネルでの動作が必要とか、メモリの速度についての指定は無いようです。

ただ、ECC付きのRAMが推奨されています。

ECC機能とは、簡単に言うとエラーを補正してくれる機能のことで、非対応のメモリよりは通常高価になっています。

ビデオカード

3DCADでは、切っても切ない物がビデオカードですよね。

当然ソリッドワークスでも必要になってきます。

パソコンのパーツは取り付ければ使えるわけではなく、ドライバーと呼ばれるソフトをパソコンにインストールする必要があります。

ただ、Windowsが自動でインストールする物がほとんどで、意識したことがない人もいると思います。

グラフィックカードも例外ではなく自動でドライバーがインストールされる物もあるのですが、ソリッドワークスはこれのバージョンもテストしていて、問題がなかったバージョンも公表されています。

で、CAD用のグラフィックカードといえば、Quadroと言うグラフィックカードが有名で、ソリッドワークスも例外ではなくQuadroが推奨されています。

ハードディスク

ハードディスクについてはSSDが推奨されています。

容量については特に言及が無いため、インストールに必要な容量があれば問題ないようです。

僕の周りのPCたち

僕の働いている会社では6台のパソコンにソリッドワークスがインストールされています。

スペックについてもかなりバラバラです。

また、デスクトップだけではなく、ノートパソコンにもインストールしています。

その中でスペック的に1番性能が低いパソコンを紹介します。

パソコンのスペック

CPU:Celeron G3900(ベースクロック2.8GHz)
メモリ:8GB
ビデオカード:GeForce GT630
ストレージ:SSDではない普通のHDD

え?Celeronでも動くの?って思われるかもしれませんが、起動はしますよ。

最低スペックのPCでの使用感

まぁ、お世辞にも業務に耐えうるかといえば、それは難しいと思います。

ただ、SolidWorksを販売している業者に聞きましたが、大切なのはクロック周波数だと言っていました。

確かに動作中のSolidWorksをタスクマネージャでみても、CPUは1つしか使いませんしWindowsの別のプロセスが動くことを考えても、2コアあれば十分だと思います。

これがSolidWorksが完全にマルチコア対応になってくると変わるのでしょうが、SolidWorks2019までを見ている感じはそんな印象です。

で、上記のCeleron機ですが、モデルデータを確認したい程度であれば、それほど不自由は無いと思います。

再構築含めフューチャー編集をするには、単純にクロック周波数が足りないのもあるのでしょうがもっさりしています。

グラフィックカードもかなり古いものですし、流石にメインで業務に使うような用途ではちょっと無理かなってところです。

なので、確認用や簡単なSolidWorks上での2D図面作成にしか使っていません。

僕が使っているメイン機のスペックは?

僕が設計の際に使っているパソコンですが、決して最新のバリバリ最強パソコンというわけではありません。

もう購入してから3年は経過していますし、なんと言ってもノートパソコンです。

僕が使用しているPCスペック

HP製ノートパソコン
CPU:Core i7-7500U(ターボブースト利用時 3.5GHz)
メモリ:16GB
グラフィックカード:GeForce 940MX
ストレージ:SSD

こんな感じのスペックです。

不満がないわけではありませんが、とりあえず部品点数が100を超えても使用した感じは多少もたつくかなと言ったところです。

あとはストレージがSSDなので起動はHDDに比べると全然違います。

保存をするときにもSSDの速さは体感できます。

保存は比較的頻繁に行う作業なので、ここでのストレスが緩和されるのは大きいですスね。

まとめ

結局の所は、使えるか使えないかは使用法次第ということになります。

ちょっと触りたいぐらいであれば、そこまでスペックは必要ないですね。

部品点数が多く、本格的に使用したいのであれば、メモリの容量やストレージをSSDにしたりグラフィックカードをQuadroにしたりしたほうが良いでしょう。

2D図面を作成する時のもたつきが気になって販売店に聞いたことがあるのですが、グラフィックカードと言われたことがあるので・・・。

CPUは細かなことを言えば上位のCPUが良いのでしょうが、基本的にはクロック周波数次第なところはあるみたいなので、2019年時点ではCore i5程度を選んでおけば問題ないと思っています。

メーカーに聞けば当然すべて推奨スペックのものを進められるでしょうが、個人的な主観で記事を書いてみました。

参考になれば幸いです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 子供が工業専門に進みちょうどsolidworksを自宅で使うかも?と推奨環境を探していました。
    結論から言うと学生レベルなら昨今エントリーレベルPCで余裕みたいですね、ありがとうございました。

    • 参考になってよかったです。
      そうですね。
      よほど部品数が多いアセンブリやフューチャー数が多い部品などを扱わなければ、昨今のパソコンならエントリーモデルでも十分使えると思いますよ。

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