この記事を書いている段階でのメモリの規格はDDR4です。
ずっと噂にはなっていますが、もうすぐDDR5が発売されるのでは?と言われています。
2019年末とも言われていましたが、結局2020年になってしまいました。
DDR4が発売されたのが2014年のことなので、2020年に発売されれば6年ぶりに規格が変わることになりますね。
DDR5になるとどうなるのか調べてみました!
DDR4からDDR5になって強化れる点
規格が変わるので、当然機能面で強化されている部分があります。
転送速度の強化
DDR5はDDR4と同じ動作クロックで1.3倍以上高速に動作する仕組みになっています。
ただ、DDR5のほうが動作クロックが高く、現行のDDR4で最速のものよりも2倍程度パフォーマンスが上がるようです。
DDR4の中でも、様々な動作クロックのものがありますが、その速度の違いを体感できるかは微妙なところです。
ただ、その中で最速のものより2倍早くなるとなると、ちょっと事情は変わってきそうですね。
昨今のCPUはマルチコア・マルチスレッド化が進んでいますので、メモリの転送速度が間に合っていないと言う事情もあります。
なので、今後はそういった事情も含めDDR5になっていくのでしょう。
DDR4よりも大容量化
DDR4よりもチップのプロセスが細微化されているため、容量が大きくなります。
最小容量は16GBからという噂がありますので、容量が大きくなるのは間違いなさそうです。
ちなみにDDR4は2GBから販売しています。
DDR5が一般まで普及してくるのはいつ頃?
DDR5が発売されても、対応するCPUやチップセットなど環境が揃わないと使うことが出来ません。
なので、今使用しているパソコンのメモリを入れ替えて使うことは不可能です。
また、DDR5が発売されてすぐは値段も高いため、普及はゆっくり進んでいくと考えられます。
2020年にDDR5が発売されたとして2022年で普及率は50%に届くかどうかと言われています。
よほどメモリを使うような作業をする人以外は、急いでDDR5が使えるパソコンを用意する必要は無いでしょう。
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