動画編集って快適に作業しようとすると意外と高スペックなPCが必要になります。
今から動画編集用に最高のPCを用意したいとしたとき、どんな点を見ていけば良いでしょうか。
ぶっちゃけちゃいば、今購入できる最高のスペックを買うのが良いのですが、予算もありますよね。
動画編集を常にやっているだろうヒカキンが購入したパソコンもすごいスペックですよね。
CPUはIntelのXeon wで28コア搭載のものだし、メモリはなんと1.5TBですよ。
この時点で、一般向けのPCで無いことはわかりますよね。
ヒカキンが購入したPCは値段もおかしいですけどね。
700万オーバーって、高級車ですか!?って感じです。
まぁ、そんな異次元なパソコンの話は置いていて、一般的な動画に最適なパソコンについて考察してみます。
動画編集とCPUについて
動画ソフトはマルチタスクに対応しているものがほとんどです。
マルチタスクとは同時にいくつもの作業を行うことです。
なので、たくさんの作業が同時にできるCPUの方がエンコード時間が短くなる傾向があります。
傾向があるというのは、CPUのシングルスレッド性能(1つのコアの速度)も影響があるためです。
単純計算では2.5GHzで8コアのCPUと5GHzで4コアのCPUなら、同じ速度で処理ができるとも言えます。
イメージは作業がゆっくりの人が8人で作業するのと、それよりも倍の作業ができる人4人で作業するようなものです。
なので、動画編集のCPUはできるだけクロック周波数の高いもので、コア数が多いものを選びたいですね。
一般的な家庭向けと言う意味ではIntelならCore i7でAMDならRyzen7あたりが良いと思います。
動画編集とメモリ
動画編集の時には、メモリに動画データがロードされます。
そのため、扱う動画の画質によって変わりますが、高画質の動画を扱うほどメモリの使用量は増えていきます。
一般的なPCだと多いものでも1メモリ容量は16GBですが、フルHDの動画編集ならギリギリで4K動画を扱うのであれば32GBはほしいところです。
さらに、30分以上の長い動画になると、フルHD画質でも16GBでは足りなくなってくることがあります。
そう考えると、最低でも16GBで可能であればそれ以上のメモリ容量がほしいところですね。
動画編集とグラフィックボード
動画のエンコードはグラフィックボードの機能で作業はどのぐらい変わるのかと言う話です。
エンコードをする場合、グラフィックボードの機能を使うのであればNvidiaであればNVENCでAMDであればVCEと言う機能を使うことになります。
ソフト側が対応している必要はありますが、NVENCやVCEに対応していればグラフィックボードのエンコード専用の機能を使用できます。
ただ、エンコード専用という機能自体はCPUにも備わっていたりします。
QSVと言う機能なのですが、それを使用してもエンコード時間はCPUで計算させるよりずっと早くなります。
CPUにエンコードさせるより多少画質は落ちるのですが、素人目にはよくわからなかったりします。
CPU付属のQSVよりもグラフィックボードに付いているNVENCやVCEの方が高速にエンコードできるので、高額なグラフィックボードでは無くても構いませんが、搭載したほうが快適に使用できます。
動画編集とストレージ
ストレージについては、必ずしもSSDの必要はありません。
ただ、動画ファイルは大きな容量になります。
なので、いろんな動画を編集しようと思っている人ほど、容量を大きくしたほうが良いです。
ただ、ソフトのレスポンスなども大事であればSSDも検討したほうが良いです。
動画ファイルはどうしても大きくなるので、保存用のHDDと作業用のSSDと言う風にするもの良いですね。
動画編集とパソコンスペックのまとめ
どのぐらい動画編集するかで変わりますが、行事ごとに年数回動画編集する程度であれば、最高スペックのPCまでは必要ありません。
目指せ!YouTuberみたいに毎日のように編集するのであれば、予算が足りる限りスペックをアゲたほうが良いでしょう。
優先順位はCPU>メモリ>グラフィックカード>ストレージというのが僕の意見です。
よかったら参考にしてみてください!
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