パソコンには色々パーツがありますが、冷却部品があります。
メモリにも冷却部品があります。
正直、メモリにヒートシンクなどの冷却部品が付いていることは珍しいですが。。。
ただ世の中部品があるってことは、需要があるという事ですよね。
なので、メモリをヒートシンクで冷却する必要性について自分の経験も合わせながら調べてみました。
調べた結論を先に行ってしまうと、メモリをヒートシンクで冷却する必要は無い!と言うのが結論です。
では、冷却する事の効果について詳しく見ていきましょう!
そもそもメモリは発熱するの?
パソコンのメモリを冷却させるということは、逆を言えば熱を発するということですよね。
メモリも当然発熱はします!
しかし、パソコンの発熱と言う場合において、メモリの発熱を指すことはあまりありません。
基本的に発熱といえば、CPUやGPUにハードディスクやM.2SSDです。
ハードディスクにはヒートシンクは着けませんが、それ以外のCPU/GPUはヒートシンクやファンが付いています。
M.2SSDについてはヒートシンクは機種によりあったりなかったりしますが、発熱しやすい部品であることには変わりません。
それらと比べてメモリはと言うと、発熱量はずっと小さいです。
ただ、これは定格動作をさせている場合に限るというのは注意が必要です。
動作速度などの設定をいじらなければ、メモリの発熱は気にする必要はありません。
オーバークロックさせるような時には、発熱にも気を使う必要が出てきます。
メーカー製のパソコンでメモリのクロック周波数を変更できるのは稀だとおもいますので、自作PCでなければそれほど気にすることではないでしょう。
ちなみに、メモリのオーバークロックについてですが、定格よりもメモリに負荷をかけるので発熱以前に寿命を縮めてしまいます。
それでいて体感できるほどの効果があるかというと、正直疑問があるというのが僕の考えです。
メモリを冷却したときのメリットは?
通常使用の場合のメリットは殆どないと言っても過言ではありません。
オーバークロックなどで発熱する場合には、その熱を効率的に苦せるようになるので、メモリが熱でダメージを受けるのを和らげることが出来ます。
そもそも、普通に使っている場合はメモリって早々壊れない部品です。
通常使用している人でもメリットになることと言えば、見た目でしょうか。
中が見えるPCケースがあります。
そういったケースを使用しているのであれば、ドレスアップとしてメモリにヒートシンクを付けるというのもありでは無いでしょうか。
メモリをヒートシンクを使用するデメリットはある?
次にデメリットについてです。
本来、メモリにはヒートシンクを取り付けるということは、メモリを取り外したりしなくてはいけませんよね?
付けなくても動作に問題がない部品をつけるために、メモリを取り外したり付けたりする行為をすることは、メモリの破損に繋がります。
黙って付けておけば壊れなかったものに手を付けるのですから、当然のリスクと言えますよね。
あと考えられるのは、ヒートシンクを付けることによってメモリに厚みが付きます。
メモリのすぐ近くに他の部品があると、干渉することが考えられます。
ヒートシンクを購入する前に、取り付けるスペースが有るかはきっちり確認しておきましょう!
パソコンのメモリにヒートシンクは必要?のまとめ
結論を言うと、パソコンのメモリにヒートシンクは必要ありません。
見た目にこだわりがあったり、オーバークロックをする一部の人が必要になるかな?といった程度のものです。
使って悪いものではないので、デメリットも有ることを理解した上であれば、使っても見ても良いんじゃない?程度のものですね。
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