SolidWorksで体積を調べたいときに便利なコマンドがあります。
それが、「質量特性」というコマンドです。
そこのコマンドを使えば、体積以外にもいろんな情報を調べることが出来ます。
目次
質量特性では何が求めれる?
質量特性のコマンドは、モデルのいろいろな情報が手に入ります。
コマンドの名前の通り「質量」を調べることはもちろんですが、表面積や体積、重心なども調べられます。
使い方は簡単なので、モデルデータからそういった情報を得る必要がある人は是非覚えてください。
質量特性の使い方
まずはコマンドの立ち上げ方ですが、CommandManagerの評価の中にあります。
または、メニューの中のツールの中に評価というメニューの中にあります。
部品の状態で起動するか、アセンブリの状態で起動するかで状態がかわります。
どちらで起動したとしても、部品の状態なら開いている部品を、アセンブリの状態で開いたなら開いているアセンブリが選ばれています。
単位などが違えばオプションの中で変更できます。
画像で見て分かる通り、簡単に情報が取れるので触ってみてください。
体積はもちろんですが、質量の計算もできます。
画像のモデルは14.15グラムと表示されています。
これは密度を設定してあげると表示されるようになります。
密度の設定はオプションというボタンを押して設定します。
画像のように設定すると、きちんとした質量を計算できます。
モデルデータは鉄なので7.874 g/cm3が密度になります。
単位については、7.874 g/cm^3と打ち込むと勝手に画像のように変換されました。
OKボタンを押すと結果が体積とかが表示されていたダイアログの結果が変わります。
111.4487グラムに変更されました。
これが、計算上のモデルの質量となります。
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