自作パソコンを初めて作るときなどは意外と買い忘れる可能性がある「サーマルグリス」
まぁ、BOXで新品のCPUを購入して組み立てるときには買ってなくても大丈夫な場合が多いですが。
そもそも、サーマルグリスって何?って人のために、サーマルグリスとはなんぞや?って所を記事にしてみたいと思います。
パソコンはさておきサーマルグリスとは
サーマルグリスとは、そもそもパソコンだけに使うものではありません。
ただ、普通に生活していて使うものかと言われると、、、使わないかもしれませんね。
この記事書いている僕も、パソコンをいじってなかったら知らなかったかもしれないです。
で、サーマルグリスですが、2つの物体を合わせたときに熱がうまく伝わるようにする物です。
平らな者同士を合わせたとしても、実際には微細な隙間があることもあります。
その場合、その箇所については熱の伝わり方が悪くなってしまいます。
その問題を軽減するためのものがサーマルグリスです。
ちなみに、サーマルグリスの「サーマル」とは、「暖かい」とか「熱の」と言う意味があるそうです。
熱がある所に使うグリスって意味で名前が付けられたんでしょうかね。
パソコンではどこに使われてる?
パソコンで熱が発生する場所は色々あります。
記事タイトルに入っているCPUはもちろんですが、GPUやSSDにメモリ、マザーボードも熱を発生させます。
その中で使われている箇所は主に、ヒートシンクがついている箇所です。
ヒートシンクとチップに隙間ができないように使われています。
ただ、SSDもヒートシンクがついている事があると思いますが、サーマルパッドが使われているのが一般的です。
サーマルパッドについてもここで書いてしまうとこんがらがると思いますので、今回は割愛いたします。
基本的にサーマルグリスを使用するのは、CPUとGPUと思っておけば良いです。
ただ、GPUについては普通は使わないと思います。
機種にもよりますが、バラさないと使わないので。
バラしてしまうと保証も無くなってしまうので、GPUに使う人はなかなかいないんじゃないかな?
サーマルグリスの使用は必須?
ヒートシンクを使用する場所には、基本的に必須になります。
一般的にサーマルグリスはCPUに使用するので、CPUで話を進めます。
CPUには必ずヒートシンクを付けますよね。
空冷でも水冷でも一緒です。
素材はアルミだったり銅だったりありますが、サーマルグリスはきちんと付けましょう。
使用するCPUにはよりますが、サーマルグリスを付けないとあっという間に熱暴走でパソコンが止まってしまいます。
CPUの上面にしてもヒートシンクのCPUがあたる箇所も一見平面に見えますが、完全に隙間を埋めれる程ではありません。
仮に両方とも平面でピッタリ付くとすれば、塗ったサーマルグリスはもっと外に追いやられるはずです。
でも、外してみるとわかりますが、接触面にもサーマルグリスは残っています。
それだけ隙間があるということですね。
まとめ
なんども自作している人には当たり前のパーツになりますが、パソコンを組み立てるには必須のアイテムです。
一度塗ればずっとと言うわけではないので、定期的に塗り替える必要もある物なのです。
まぁ、実際には塗り替えない人も多いですけどね。
自作系のYou Tubeを見てみるとわかりますが、必ず塗ってますよね。
塗り方は人それぞれだなぁって思いますが。
CPUに壊れないように保護機能はついていますが、本当に一瞬で温度が上がる部品なので万が一にも故障しないようにしっかり塗って組み立てましょう!
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